子どもを肺炎から守る

子どもがかかり易い肺炎を3つ紹介しましたが、どれも発熱や咳など風邪の症状から始まるため、よほどの急激な変化が見られない限り、肺炎を起こしているかどうかは判断しにくいと思われます。

 

多くの場合、急な発熱が高熱であれば病院へ行くでしょう。しかしすぐに肺炎とは診断しにくいことで、数日様子をみるケースがほとんどです。

 

マイコプラズマ肺炎でさえ感染しながらも軽度であれば、咳の激しい風邪のように扱われることもあり、細菌性、ウイルス性についても同様です。

 

こうした違いが出てくるのは、まさに個々の免疫力や体力の違いなのです。健康的で強い子どもでも、栄養の偏りや不摂生な生活、もしくは極度な疲労状態など体が弱っていたとしたら、感染すれば症状は重くなります。

 

集団生活

保育園や学校など、集団生活を送る中では免れない事態でもあります。もし、かかってしまっても、ほとんどの場合は治療で回復します。

 

重要なのは、発熱してから何日経過しているかです。4日以上経っても熱が治まらない場合は、肺炎を疑ってもよいでしょう。

 

それよりも、普段からの食生活や生活のサイクルを見直して、強い体づくりに徹した方が正解です。

 

肺炎に対する恐怖心よりも恐ろしいのは、子どもの抵抗力が弱いことです。

 

細菌性肺炎などに限らず、抗生物質を幾度となく使うことによって、菌やウイルスなどは耐性を持ってしまいます。要するに効いていたはずの薬より、更にパワーアップしたものが出現し、薬が効かなくなるということです。

 

細菌やウイルスがパワーアップし、子どもがどんどん弱くなる…。そんなはずはありません。

 

幼少の頃より、雑菌に触れて自分で免疫力を十分に養っていけば負けることはないでしょう。





体には自然治癒力というものがあります。常在菌といわれるさまざまな菌もいます。

 

普段はおとなしくしているのに、身体が弱ると一気に悪さをし始めるのです。そうかと思えば、皮膚の表面に存在する常在菌は、皮膚の保護をしてくれています。

 

そういった力は、病気にかかったときだけ低下するのではなく、ストレスや睡眠不足、疲れなどでも低下します。外からの菌やウイルス、そして常在菌などの微生物たちと体のバランスが崩れたときに病気は発症します。

 

乳幼児は抵抗力も弱く風邪にはよくかかると思いますが、これも体のお勉強です。ただし、病状をよく観察して子どもの様子をしっかり見てあげてください。重症であれば、明らかに見てわかるような症状が出ます。赤ちゃんですら、普段とは違うぐずり方をしたりします。

 

肺炎には、かからないのが1番です。やむを得ない場合は別として子どもに負担がかかるような生活をしない、しっかり栄養を摂る、手洗い、うがいの習慣をつけるなど守るすべは日常にあるようですね。