ウイルス性肺炎の特徴

特徴その2. ウイルス性肺炎

子どもの肺炎の半数以上はこのウイルス性肺炎です。

 

このウイルス性の肺炎には落とし穴があります。それは微熱や高熱、咳や鼻水のような初期症状があっても、比較的に元気で食欲もあるといったことがあるため、肺炎を起こしていることに気付かないということです。

 

見逃したらどうなるの?と聞きたいところですが、要するに、軽く肺炎を起こしていたとしても、本人が元気で食欲があるのであれば、身体の抵抗力で十分治せるということなのです。

 

これが細菌性肺炎と大きく異なるところではないでしょうか。

 

確かに、身体の鼻の粘膜から喉、気管から気管支、そして肺へとすべてが繋がっています。

 

付着したウイルスがこれらの粘膜にひろがり、肺へと到達するのも時間の問題です。
あまりにも症状が激しく、子どもの状態が悪いとなればそれなりの治療が必要ですが、ウイルス性肺炎の場合、子どもが元気で食欲があれば、肺炎としての治療をしなくて済むこともあるということです。

 

しかし、特定のウイルスに限っては、やはり注意が必要なものもあるようです。

 

ちなみに、ウイルスならこういった次亜塩素酸水で安全に除菌が出来るので小さいお子様のいる家庭では必須アイテムですね。
※2015年の年末に流行った新型インフルエンザウイルスの時に有名になりました。
※アマゾンで販売してました。





肺炎を起こすウイルスをみてみましょう。

耐性菌

原因となるウイルスで最も多いのが、“RSウイルス”です。

“RSウイルス”発症は、主に0歳児と1歳児です。2歳までにはほとんどの子どもが1度は感染するとも言われています。

 

そしてその後もそのウイルスに繰り返し感染はしますが、普通の風邪のような症状で終わることが殆どです。感染経路は空気感染(飛沫感染)ではなく、接触感染なので手洗いやうがいなどで防げます。

 

症状は、発熱や鼻水、咳が数日続いて終わってしまう場合と、感染幼児のおよそ3割は、咳がひどくなり、喘息、呼吸困難などの症状が出てしまうそうです。

 

あまりにもしつこい咳や熱が下がらないなどして受診した結果、胸の音に異常が見つかり、RSウイルスと診断されることもあります。
明らかに普通の風邪とは違う症状があるのです。

 

 

さらに他の臓器の基礎疾患を持っている場合や生後1か月未満の赤ちゃんだと、RSウイルスに感染しているという診断が困難なこともあり、無呼吸発作、急性脳症など、死や後遺症に繋がる症状へと発展しかねません。

 

その他にも、インフルエンザウイルスやアデノウイルス、麻しんウイルス、エンテロウイルスなどがあります。主に、飛沫・接触・空気感染(空気は滅多なタイミングではありませんが)
参照:http://インフルエンザb.com/

 

これらのウイルスの場合も、ただの風邪で終わることもしばしばですが、咳や熱によって苦しそうだったり、機嫌が悪かったりしたら、顔色もしっかり見てあげることが大事です。

 

いくら自然に回復できるとはいえ、3日後に症状が悪化することもあるので注意が必要です。